パワーメモリーのデータが度々消えていた
れいんぼっです。
今回振り返るのは1996年。
セガサターンとプレイステーションによる次世代ゲーム機戦争が
ファイナルファンタジー7のPSリリース告知によって均衡が崩れ始めていた頃、
その情勢を知らず思春期真っ只中の私がハマっていたタイトルから
コンシューマー作品を抜き出して紹介。
特別賞:新世紀エヴァンゲリオン
世紀末の一大ブームを巻き起こした人気アニメによるアドベンチャー。
実際のアニメさながらのBGM・クオリティーのイベントシーンの中を
選択肢を選びつつストーリーを進めていく。
展開次第ではシンジが委員長に○○出来るなど、原作との齟齬を逆に楽しめる。
5.真・女神転生 デビルサマナー
アトラスの人気RPG女神転生シリーズがサターンに展開。
硬派な世界観はそのままに数々の魅力的な悪魔達*1や
うっかり気を抜くと全滅の危機もある難易度の高さは健在。
現代をベースにした舞台で多彩なキャラクター達の織り成す群像劇に目が離せない。
4.ザ・タワー
PCでリリースされていたビル経営シミュレーションの移植作。
各階に移動手段を作る等の最低限のルールはあるのだが、
それ以外に関しては自由にビル内のテナントを配置出来るという高い自由度があり、
プレイ当初は試行錯誤しながら何回も作り直すのもまた楽しい。
BGMが無く、エレベーターの昇降音と時折聞こえる住民の喧騒が臨場感を高める。
3.パンツァードラグーン ツヴァイ
装甲竜に乗って自動進行する全方位シューティングの続編。
より美しくなったグラフィック、一定時間自動的に攻撃するバーサクタイムの追加など、
前作から更に遊びやすい作りになっている。
今作は前作以前の時系列の出来事が描かれており、
断片のみが語られるストーリー展開は相変わらず謎めいておりとても引き込まれる。
今作では翼竜が成長するという要素があり、
最大レベルまで進化した時のフォルムには驚きを隠せなかった。
2.ガーディアンヒーローズ
メガドライブでガンスターヒーローズやエイリアンソルジャーの制作チームによる、
複数人横スクロールアクション。*2
快適な操作性や爽快感溢れるヒットストップ、効果音など手触りの良いアクションが楽しめる。
アニメ調のグラフィックスタイルで描かれる個性豊かなキャラクター達は主人公格は勿論、
敵キャラクター(雑魚やボスも)やモブの住民(ダッシュはおろか攻撃すら出来ないが、謎の広範囲ライン移動ができる*3)なども対戦モードで使用する事ができるため、
パーティプレイでのハンディキャップとしての機能と、
全員がネタに走る事でバカゲーに変貌するという懐の広さを併せ持っている。
1.NiGHTS into Dreams...
セガの看板IPソニック・ザ・ヘッジホッグ制作チームによる、
夢の世界が舞台のフライトアクション。*4
一定のコースを制限時間内に周回するレースゲーム的要素があり、
コース構成を把握してからのスコアアタックがアツい。
思春期の主人公達が悪魔の手先に妨害されつつも
自分の夢に向かって突き進んでいくというストーリー展開は
王道的であるが故に心を震わせるものがあった。*5
数々の場面を共に盛り上げる華やかなBGMも魅力に溢れている。